最近撮った写真でお気に入りの一枚です。されん

二周年を迎えて・・・


***祖母からもらっているもの***
   〜素敵なお知らせ〜


いつも書女をご覧頂いて
本当にありがとうございます!
サレンです。




本日で、サイトをオープンさせてから二周年が経ちました!
これも全て皆様のおかげです。

まず最初に、二周年を迎える今月の一日に
サイトの更新が出来なかったことをお詫び申し上げます。

思いのほか
こんな私にでもお仕事のチャンスが舞い込み
多忙の時を過ごさせていただいておりますが

どんな時でも
必ず毎月1日には
ツキコト」をUPしておりました。

それは、
私自身のスタート地点が@書女であり
ここは何があっても、
今まで応援してくれている方々へ
活動報告をしていく場であり、
作品を見ていただける場としての更新を続けたいとの想いからです。

しかし、今月は出来ませんでした。

理由と共に
わたしの近況を書かせていただこうと想っております。



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わたしの生活のひとつに
85歳の祖母のことがあり
それは色々なところで書いているかと想うのですが


先日、40度の高熱を出し
救急車に乗る一大事が起きてしまいました。

揺れる救急車の中

母が家に残り

わたしが付き添いで一人
寒さからか
震えている祖母の手を握っていました。


朝の6時の病院は
緊急患者をつれてくるサイレンの音と

ガラガラという担架の音と

優しいような、強いような
看護婦さんや医師の声

目を真っ赤にした24歳のわたしは
中学生頃からはじまった、祖母の入退院の繰り返しで
見慣れた風景であるはずなのに

気持ちはなにひとつ
制服を着ていた頃と変わらぬ
不安だけを抱え
色気のない長椅子に座っていました。


大学病院なので、救急車から降りた途端
祖母はクリーム色の扉の奥に連れて行かれ
たまに出てくる看護婦さんに事情を聞かれるばかりで

「ながたさん、きこえますかー」
という、声に

ひとりでハッとし、立ち上がり

「はい」
という、祖母のかすれた声に
扉の前まで行きかけたわたしは後ずさりし、また座り・・・

その繰り返しでした。

これも気に入っていたりします。されん


原因は風邪だそうです。

肺炎にでもなれば一大事だったと言われ
足から力が抜けるところをこらえるのに精一杯でした。

点滴を打ち、落ち着いた祖母の姿を見ていると
本当に何もかも穏やかだった日々を想い
小さい涙が出ては

看護婦さんや先生の登場で
涙はとまり・・・の繰り返しでした。


今夏も暑く、自宅にいても
冷房などによる気温の調節や
寝汗などによる体温の変化で
風邪は起こりやすいそうです。

周囲にも、同じように高熱を出した高齢の方がたくさんおりました。
どうぞ皆様もご注意下さい。


点滴で熱はひき
吐き気などが残りながらも、医師の判断で自宅に戻るよう言われ
祖母は夕方、自宅に車椅子で戻ってきました。


色々な意味で
以前より動きがとれなくなってしまった祖母を看ることは
大変な変化になりました。


まず、以前はひとりで行けたトイレまでの道を
車椅子での移動をせねばならなくなりました。

3日目にして
やっと杖で移動できるくらいになりましたが
足がもともと悪い祖母の便意と
移動する速度のバランスが合うことは大変なことです。

必然的に、夜中
私が祖母が確認できる位置で看ることになり
短時間睡眠を繰り返しています。


しかし、わたしの場合
自宅兼仕事場であり
また支えてくれる家族やスタッフにも恵まれ
お仕事にはさほど、支障はなく過ごせております。

むしろ

書く勢いや
作品創りの構想は
以前より増したような気がしています・・・


祖母の汗を拭いたりしていると

自分の中にある
何か、少しでもゴミがついていた部分に気付くのです。


人間は、生まれ、そして老いていきます。


皺くちゃな祖母の頬から
溢れる汗は、生きている証であり

そこには無用な何かはひとつもないように想えます。


若いわたしの中にある
無用な感情。

無用な執着
無用なプライド・・・

それを感じ抜くことが出来ます。


そして、物事の本質を
考えさせられるのです。

こうして文章を書いている最中も
何度も立ち上がり
祖母の汗を拭いたり、様子を看たりしているのですが

色々なことを考えさせられております。

くもの巣、見えますか?私は好きです。くもの巣。されん

私だけではなく
誰しも
自分の親だったり
嫁いだ先の親だったりを看ることがあるのでしょう。

人を介護するということは
とても大変なことだと、本当に感じています。


祖母の重さを支える、自分の体力の限界を感じた日・・・

そんな日からもう大分経って
この生活にも慣れてきたはずですが

そして今日の今も
睡魔との闘いに気合いで戦っていて
きっとこれから先に
色々とあるのだろうと想います。


きれいごとは言えない位、大変なのが本音ですが
同時にわたしは自分で誇りに想います。

祖母に必要とされている自分自身をです。


決してそれは
妙な優越などではなく
ただ、ただ
感じるものです


握り締められる祖母の手から感じる
わたしへ託した安心感をです。


それが
わたしの誇りになっている気がします。


残念ながら
わたしは二年経った今でも
自分の「書」に対しては、価値をつけることは出来ず
人に任せっきりです。


ただ、色々な意味で
この二年間は「人間力」をつけた気がしています。


今回、祖母のことを書かせていただいたのは
最大にこの二年でわたしが中心においた出来事が
祖母の面倒だったからもあります。

確かに「書」はわたしの中に必ずあった出来事ですが
それよりも正直、わたしは祖母のことが大きかったように想えています。



だから、二年経った今
わたしは本当に祖母に感謝をしています。


人生は一度きりです。


わたしにも、わたしの汗を拭いてくれる孫が
できるのかな?


そんな風にわたしを育ててくれた祖母の偉大さに
本当に尊敬の心を持ち

そんな祖母からもらったものを大切にし

それが

「書」となり
「私」となり
「永田紗戀」になればなと

想う二年目の私です!



ちなみに、今現在は食欲はないものの
少しずつ回復している祖母を感じます!



長々となりましたが
最後に素敵なお知らせをお伝えいたします。


■永田紗戀・初個展開催■

来る九月
東京・表参道にて
わたしの初個展が開催されることになりました。

お話を頂いたときはとても驚きました。
「私の作品でいいのでしょうか!?」
という位のお話だと想います。


通常の個展とは一味違うものです。
詳細はメルマガ・サイトにて追ってご連絡いたしますので
お楽しみに!


Amazon:永田紗恋著「私はここにいる」初作品集「私はここにいる」の
原本展示をはじめ
書き下ろしの
大きな作品も展示予定でございます。







私の場合、個展を考えたこともあったのですが
まだ身分相応ではないような気がして、実際は頭になかった気がします。

そんな私ですが
決まった以上
これだけは自信のある「集中力」が高まってきているようです。
自分で感じます。



詳細は今月終わりごろにお伝えできると想いますので
どうぞお楽しみにお待ち下さい!



それでは二周年も書女を通して
色々な活動をしていきたいと想っております。

どうぞこんなわたしですが今後とも見守っていただければ幸いです。


なんとか個展を祖母に見てもらいたいと
          書く方と共に、祖母のこともがんばる一ヶ月にします!

                            祖母のベッドの横にて 永田紗戀



■TSUBUYAKI-SAREN 番外編■
夏だし、夏らしいことをしてみよう!

7月の終わりに、海へ行きました!

この写真たちはそのときに撮った子たちばかりです。
(先日愛用デジカメFinePixが壊れて初代CAMEDIAチャンと行動してます)

Kサーファーは久々の日本の海に楽しそうに波乗りしている中
ダブルMもはしゃぎっぱなしで楽しそうでした。
わたしは?と言えば、日傘をさしながら森の中でひとり物思いにふけったり・・・
(暗ッ)

久々の屋外?というか、遊びに本当に息抜きできたな〜と実感してます。
どうしてもインドアになりがちな暮らしで、久々に感じた出来事です。
夏らしい想い出が出来て、本当に嬉しいなぁ。

考えてみれば本当にわたしはどこにも行ってません(笑)
昨年末から暮らしの変化があり
そのまま本の執筆や色々なお仕事が重なっていきました。
息抜きと言えば気心の知れた方々とのお酒。
それはそれで大好きなことなのだけど、
周囲からは「もっと遊びなよ〜」等と言われ続けてました。
元来、マジメ気質がある方らしく(ほんとー?)
とにかく〆切に間に合わないのが怖いわたしなのと
加えて家のこと、おばあちゃんのこととかで
精神的に休まるときって、本当にない今日この頃だったりしますが

うん、いい一日でした。                        サレン。









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