Column No 6
・・・Dear.mylife


”完璧主義者な私へ”
by Saren.nagata
Friday, October 03, 2003 0:35:55




遠・・・・・く、遥か遠・・・・・く、
そんな私の声がする、気がする







私の目の前は
すでに暗黒世界が渦を巻いていて
奥地ではハリケーンと砂が舞っている

私は意識がもうろうとしている自分にさえ気付けず
足が地の幾重にも終わりのない砂に埋まりそうで
必死に足元ばかり見ている





まるでそれは
神隠しの様

予期せぬ様に堕ちてゆく

気付けばそれは
終わりのない砂漠地帯の様
出口が全く見えぬ生き地獄に思える














わたしがここに存在していること

明日

わたしがここに存在していること

来年
再来年

春、夏、秋、冬、春、夏、秋、冬


でも
今のこと






・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


油絵の様に
キャンバスに幾重に叩きつけられた私の色


その、今の自分の色が見えなくなったりする時がある





真っ白なキャンバスに鉛筆でもいい
なんでもいいから細い線でぼーっとした姿を描いた


とりあえず薄い色から、と
黄色に白を混ぜて色を落としたら

絵は明るくなった



だったら陰影をつけようと
黒に白を混ぜて、その薄い黄色の淵を辿った

絵は濃くなった








私は、いつも
いい絵に仕上げよう、仕上げようと
自分のキャンバスと向かってきた



自分が馬鹿になっても
今日のキャンバスの色を気にして
大切な事を忘れていた日もあった



あの、絵、そう
理想の頭に描く絵に近づける為に

絵の具が欲しくて、道を歩いた
やがて、絵の具を買うのも忘れ
私はすっかり違う方向に足が進んでいた












気付くと
私の理想のキャンバスには

新しい下地が増えており
私はその何枚のキャンバスが目の前に壁の様に埋め尽くされて

私は





私が、見えなくなってしまった


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・







生きていて

人より
ちょっと弱いとことか

人より
ちょっと見栄っ張りなとことか

人より
ちょっと強がりなとことか

人より
人が苦手なとことか




自分が好きね
きっと

だから皆、色々悩む




頭に描いた理想のキャンバスを追い求め
気付けば砂漠まで歩いてしまう

そして
目の前を、もっと遠・・・・・くをね

みるべきなのに






歩きにくい足元に、目がいっちゃうね







それはきっと、あなたには
果てしない・・・そう、終わりのない何かに見えるね







いつまで経っても続くような、ね
でも








砂漠じゃないよ
あなたの頭の中

頭を上げて、遠くを見てみて

きっとわかる事がある










たぶん目の前には
見た事ない大きな大きなオレンジとアカの太陽が
ピンクの光を出していて

だからあなたは足元を見れているはずだから












でも、わかんなくなっちゃうね











だから
大きな海や広い大地の様に

あなたの道標を
道標の人を


大切にするんだよ










”完璧主義者のあたしを消してみた”









自分で、色々な事思うこと






つらいこと
かなしいこと
やりきれないこと
やめちゃいたいこと
にげだしたいこと

ぜんぶぜんぶぜんぶ、それはきっと意味がある











大丈夫

自信なんてもの、なくたっていい
自信なんてもの、信じなくたっていい



裸になった
もう何も失うものはない



一度、堕ちた砂漠から
這い上がった私は筆をとった




その言葉だよ
ありがとうって、私の人生に

ありがとうって、私が産まれたことに
何の価値も意味も歴史も名誉も要らないから




ずっと一緒にいてねってさ。





完璧じゃなくたって
一生懸命なのは変えらんないからこの言葉を書いただけ

ワタシガコノコトバトカイタワケ
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