【新作:夢中夢(むちゅうむ)】


こんにちは、サレンです
レポートも第四回となりました!
今回は埼玉県の幸手にこっそりお邪魔してきました。
(いつも急にお邪魔して本当申し訳ございません・・・)


JOYFUL-2幸手店はNewOpenしたお店です。
店内には私のオリジナル作品の他、ウェルカムボード
また新企画作品も続々受注がはじまりますので
お近くの方は是非ご利用下さいませ♪



実はこの日、私は熱があったみたいで・・・(笑)
またもやどの写真もくっら〜い形相ですがお許しを・・・
(以前のひたちなかレポートの写真は大分色々な方に笑われました)




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久々に再会した、我が子たち。
毎回、毎回感慨深いものがある風景です・・・



愛でていただいているだろう、もうギャラリーにいない子を
実感してしまう個展となりました。



それは自立する子を見送る気持ちとでも言ったらいいのでしょうか。
また、違った風景がそこにはありました。




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■■■ダメになった筆で書くこと■■■


久々に書いた!!!という感じの気迫作品。
学生時代はこういうものをよく書くことが多かった気がします。
でも今書いた方がやっぱり好きだなぁ。

「私」らしさってやっぱり、自分で創るもの。





これはね、すごいすごい私にとっては想い入れのある筆で書いてるんですよ。



一般的にはもう「これ使えない」という筆かもしれない。
けど、私は大事〜に、そのダメなりに書けるように努力してるんです。



根元が広がっちゃうから
筆として、プロの世界としてはう〜んという線筆になってしまう。



でもね
私はこの筆を買うのに、本当に苦労したのです。


【制作風景】




アルバイト掛け持ちして、毎日眠くて、もうボロボロ(笑)
筆ひとつ、何十万ってするから
小娘にとっては死に物狂いだった。



やめちゃいたいって想うのは簡単で
何くそー!!!と想うことで、自分と戦ってた。



だから、この筆を手に入れた時
全然、書けなかった。




借金返すのに精一杯で、書きたいのに書けないんです。
せっかく買ったのに (笑)



だから、いつか
自分の書きたい字を激しく書こうって、もうやめちゃいたいって想うほど書きたいって(笑)


いろんなもの、書いてきたんです。


けど、こういう
いわゆる自分の言葉以外のものをね、どうしても書いてみたかったんです。




『あの頃のサレンちゃん、この筆買ってよかったね〜』って。



そんな想いが含まれていたり、するんです。




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【夢中夢(むちゅうむ)】※禅語
『集中しているとき、私は夢の中でも夢中になって作品を書いている姿を自分で
見つめていることがよくあります。
それはとても自分のようで他人のような激しさを感じる世界です。
起きるとなぜか書きたくて仕方がない。
そんな私自身を投影した作品です。』
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■■■ダメな私とダメな筆■■■



私がダメになった筆を大切にすることは
もうこれは「書家 永田紗戀」として当たり前のことです。


その昔、一流の書家は一流の道具を使って書くべきだと
私は教えられたことがあります。



「もう、その筆捨てなさい」
と言われても

どうしても出来なかった。



捨てないで、ずっとそのダメになった(と言われる)筆で書いていたら
そのダメから生まれる美しさを知ったのです。



私、自分を筆に完全に投影していたんです。



もうね、本当にダメ生徒。

先生に「こう」と言われても
自分が「こう」したいからって、手本通りに書かない人。



本当は楽に書けちゃうから
きっと、お習字向いているんだと想ってました。



だからこそ、自分っぽさを取り入れたくて。



ある日
筆がダメになって、ポィって捨てられてるところ見て

素直に
「かわいそう」って想った。



それが、怒られる自分に見えた。





そして、気付いたらそのダメ筆の良さを探すようになったというか・・・



私はあの子より、要領悪いけど
遅刻はしないもん!みたいな(笑)






だから心のどっかでずっと
ああ、一流の書家さんにはなれないかもな。
とは感じてました。



でも劣等感じゃなくて、充実感だった。不思議です。



その、延長に私の手創りの麻の筆もできたわけです。



そうしてこうして
私の書に対する世界ができてしまう訳ですね(笑)





ダメな筆を使いこなすには、発想力と腕が必要だって知ったんです。
だから努力はずっとしてきたつもりです。



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【鳥】
『美しいものを表現するには、漢字だけじゃ足りない』
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色々と、想い出が溢れた個展になったのは
愛でた子たちとの別れと、装った子たちへの感動が次々に溢れたからでしょう。









そしてこの個展を終了後
私は神戸に向けて新作をまた書き上げることになりました。


神戸レポートに続きます(笑)









この場を借りて、JOYFUL-2幸手店の
店長様はじめ、店員の皆様に深く御礼を申し上げます。

またご来場いただいたお客様にも深く御礼を申し上げます。


そして潟zンダ産業の皆様に多大な感謝をお送りいたします。




永田紗戀





次回の開催場所、日時などが決定次第@書女でご報告させていただきます。
また、其の都度、新作を見ていただけることと想います。
「個展情報」のページをチェックしていてくださいね★








幸手レポート・おわり。

個展レポート一覧
2006年
「永田紗戀展」

・・・永田紗戀展について


第九回8/17(木)〜8/23(水)新潟
JOYFUL-2新潟店内ギャラリー
第八回7/19(水)〜8/6(日)姫路
アークオアシスデザイン姫路店内 ARK-GALLERY
第七回 6/14(水)〜6/25(日) 京都
アークオアシスデザイン京都八幡店内 ARK-GALLERY
第六回 5/23(火)〜5/31(水)
JOYFUL-2 千葉ニュータウン店内ギャラリー

第五回 4/19(水)〜4/30(日)神戸
アークオアシスデザイン神戸みなと店内 ARK-GALLERY

第四回 3/28(火)〜4/9(日)埼玉
JOYFUL-2幸手店ギャラリー(New Open)
第三回 3/8〜3/26 千葉 
JOYFUL−2 富里店ギャラリー
第二回 2/21〜3/5
JOYFUL−2 ひたちなか店ギャラリー
第一回 1/2〜1/10
JOYFUL−2 宇都宮店ギャラリー


2005年
「書女T」

・・・書女Tについて


個展「書女T」
2005年10月群馬JOYFUL-2新田ギャラリー
個展『書女T』開催

初個展「書女T」
2005年9月東京表参道ハナヱ・モリビルオープンギャラリー

2004年度

墨筆ユニット展「筆は銃より強し」
東京南青山にて開催:
根本楽人プロデュース(永六輔氏などが参加)